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前回、夫の不倫相手の女に電話して「ホテルには送ってもらっただけで不倫していない」という確認をとったところまで書きました。
夫の不倫を知ったあとの夜。子どもの寝顔を見て涙
夫の裏切り行為を知り、ショックでしたが”未遂”であったことが唯一の救いに感じていました。
それでも夫に裏切られたという事実は変わりません。
ですが、「本当に申し訳ない。自分が全て悪い。どうか許してほしい。」と謝る夫を見て、
「ここで止められてよかった。ここで気づいたことで未遂で済んだ。」という思いで、少しだけホッとした自分もいました。
何時間も話し合い、不倫相手に電話して、もう日付も変わっていたので翌日のためにその日はここで終わりました。
夫とは元々別の寝室で寝ていましたが、女とやりとりされないよう、夫のスマホはしばらく私が預かることにしました。
私は子ども2人の寝顔を見て、涙を止めることができませんでした。
「こんなにかわいい、大切な子どもたちがいるのに裏切るなんて。」
ただただ悲しく、子どもたちがかわいそうで。
何も知らずにすやすや眠る子どもたちの横で、ひたすら泣きました。
その日の夜は、今後のこと、今まで夫と過ごしてきた日々のこと、いろいろなことを考えてしまい全く眠ることができませんでした。
考えちゃダメだと思って何も考えないようにしても、次々に「なんで?」「あの時も不倫していたの?」といろいろな感情が襲ってきます。
子どもたちの隣で、ただただどうしようもない感情で、涙を流すことしかできませんでした。
不倫未遂で済んだと思った翌日、新たに見つけた証拠
翌朝、ほとんど眠れませんでしたが子どもたちはいつものように6時に起きてきます。
リビングに来た夫を見て、「パパー!」とうれしそうに駆け寄る子どもたち。
その姿に、子どもたちに見つからないよう、また静かに泣きました。
まさか父親が自分たちを裏切り、家族をぶち壊していることなんてつゆ知らず、純粋に笑う子どもたちを見ているのがとても辛かった。
「パパだいすき~!」と抱きつく子ども達。
もちろん子どもたちには不倫のことは言えるはずもなく、いつも通りに接しなきゃいけない。
パパのことを1㎜も疑わず、純粋な瞳で一緒に遊ぼうと誘う子どもたちを見て、ただただ辛く、変わってしまった日常に胸が苦しくてたまりませんでした。
心はほとんど死んでいましたが、それでも冷静に、他に証拠がないか探す自分がいました。
夫が部屋にいない間に、仕事用のカバン、プライベートのカバン、ズボンのポケット、財布の中、全て確認し
少しでも怪しいと思ったものは写真に撮りました。
そんな中で、私はあるものがないことに気がつきました。
電車のICカードです。
昨日の話だと、夫は不倫相手に会う時は電車で、同僚に見つからない場所に行って会っていたとのことでした。
それならばICカードの履歴を見れば証拠が出るかもしれないと思ったのですが、
カードケースやお財布、カバン、どこを探してもカードがありません。
「もしかしてどこかに隠しているのかも」
そう思い、もう一度夫の荷物をくまなくチェックします。
すると、夫が仕事で使っている名刺入れの1番後ろに、ひっそりとICカードが隠されていたのを見つけました。
見つけた瞬間は、かなりアドレナリンが出て正直自分が探偵かと思ってテンション上がりました(笑)
ここに隠しているということは、不倫の証拠が入っていることは間違いありません。
調べてみると、ICカードの履歴は駅の券売機で確認できるとのことだったので、最寄りの駅に確認しに行くことにしました。
次の記事に続きます。読んでいただきありがとうございます。Xでリアルタイムの投稿もしていますので、こちらも応援のフォローお願いいたします。